2016年 06月 12日
サイコンの高度の精度を検証 |
標高に関しては、ルートラボを今まで信頼しきっていた。
が、あるルートを走り、ルートラボで調べた距離と勾配を元に出力計算をしてみたら、飛び抜けて良い結果が出たので首を傾げた。こんな出力で漕げてるはずがないという数字が出たのだ。
これはもしかして、ルートラボのデータがおかしいんじゃないかと。
サイコン(bryton Rider310)で計測した標高差と比べると、ルートラボは30%増しだった。平均勾配で言うと1%以上の違い。因みに、サイコンによる高低差を基準に出力計算をしてみたところ、納得のいく数値が出た。
そして、最近見つけた国土地理院の地図で同箇所を調べてみて、更にルートラボ信仰が揺らぎ始めた。
そこで、いくつかの箇所での標高を調べてみることにした。
サイコンが表示する標高がいくらなのか。その箇所は地理院とルートラボではどう表示されているのか。数値が近ければ安心。どれもばらばらだったら・・・どーしよかな。
まず出発前にサイコンの標高を設定する。
電源をいれた直後は毎回と言っていいほど好き勝手な数字が出る。これは気圧の関係なのか、まあそんなものらしい。知らんけど。
ある日、電源を入れた時点での高度表示を記録してみたらこうなった
10時:18m
13時:31m
16時:39m
見事にばらばら
因みに気圧はどの時刻も1016hPaだった。
別の日では
11時:29m(1016hPa
14時:49m(1016hP
23時: 0m(1019hPa
なんてことも。うん、実にフリーダム。
ところで、今日の標高は91m
つまり、毎回出発前に手動で高度設定をする必要がある。
とりあえず、基準となる高度が必要。ルートラボと国土地理院では同じ場所なのに違った高度が出ていたが、地理院を基準とすることにした。なんてったってアイドル国土交通省だし。
念のため書いておくが、高度補正は地上で行うこと。自分が住んでいる部屋が1階なら問題はないが、そうでないなら部屋でキャリブレーションしてはいけない。階段降りてる間にずれる。
まあぶっちゃけ現在地の高度なんて別に気にしないというのであれば補正する必要ないんじゃないかとも思うが、どこか山道を上って、サイコン見ながら「やっぱり標高600メートルとなると涼しいねぇ」とか「これだけ標高が高いと空気が~」とかしたり顔で言いたいなら毎回補正すべきだろう。もっと正確な数値を出せるサイコンを持っている人が隣にいると「こいつは先から何言ってんだ?」という目で見られてなんとなく恥ずかしい思いをするはめになる。
さて、調べてみた結果はこちら。
出発地点26mは、電源を入れた時の数値。23mに補正してからテストを始めた。
ほぼ、ばらばらじゃないか
・・・どーしよかな。
どーしたもんかしら。
まあ気にしなければ良いと言ってしまえばそれまでなんだけれど。
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by shc-03
| 2016-06-12 20:09
| bryton Rider310
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