2015年 09月 02日
自転車の楽しさに目覚める |
購入した翌日、嬉しがって特に用も無いのに出かける。
ギアチェンジ楽しい!
思ったより速く走れる!!
そして思っていたより疲れる!!!
一時間ほど走り回り、帰宅後ぱたんと倒れこんだ。脚はがくがくで、生まれたての牛の映像が頭をよぎった。なんとも階段が辛かった。数年間ガソリンで動く乗り物ばかり使っていた人間が急に張り切るとこうなる。
当時はまだサイコンをつけていなかったので、帰宅後地図を見ながら「ここからここ行って、で次が…」と確認。結局その日は一日で15キロ走った。
15キロというのは正直驚きだった。そんなに走ったのかと。
当初想定していた半径5キロって軽いんじゃないか?と思った瞬間だった。後日尋常じゃない筋肉痛に悩まされ、軽くないことを知った。いきなりはしゃいではいけない。
翌週、筋肉痛も治まり、前回に輪をかけてうろうろする。その日は25キロ。前回よりも走ったぞ!と達成感で満たされる。
購入理由は原付きの代わりだったはずなのに、気がつけば乗ること自体が目的になっていた。手段と目的の逆転である。
一晩あけて、前回を上回る筋肉痛になったのは言うまでもない。人間とは忘れる生き物なのだ。あれほどはしゃぐなと言ったのに。
最初は、乗る度に脚が痛くなっていた。
特に悩まされたのは膝の痛みだった。階段を昇り降りするのに苦労する。湿布がこんなにも頼もしく思えたことはなかった。
久しぶりに乗ったからというよりは、浮かれて無茶をしすぎているのが原因だろうと分析。
重たいギアにして立ち漕ぎしたり
シートの調整をちゃんとしてなかったり
やたらと遠出したり
といくつか原因が思い浮かんだ。取り敢えず暫くはのんびり走ろうと決意する。
太腿の痛みは筋肉痛だろう。こちらは筋トレしたときの翌日みたいな感じだったので特には気にしなかった。鍛えられてるぞという満足感すらあった。しかし関節の痛みはいただけない。生活に支障をきたす。調べてみると、膝(外側)の痛みはガニ股が原因だそうだ。それ以降、爪先と膝の位置に気を配るようになった。爪先はまっすぐ、膝はトップチューブをかするように。意識しだしてからは膝の痛みに悩まされることが少なくなった。
by shc-03
| 2015-09-02 22:06
| 雑記