2016年 03月 14日
LSD:長くゆっくり走る、のは難しい |
前回の手抜き記事の続きです。
まず、LSDって何さという話。
一言で言うと、「長くゆっくり走ることで持久力がアップする」練習法。
どれくらい長くゆっくり走るんだという基準に関してはどうも人によってバラバラ。
私が参考にしたページには
目標心拍数:最大心拍数の65~75%
目標ケイデンス:90~100
練習時間:長ければ長いほどいい
とあったので、それを基準とした。
スローに走れる場所はということでCRへ。
LSD(Long Slow Distance)をやってみて思ったのは、心拍数を狙った値でキープする難しさ。ハートレートモニタは持ってないのでハートレート手モニタ* でちょこちょこと確認してみたが(こんなんだから似非LSDと呼んだ)、想定していた心拍数をキープ出来たのは開始数分で、後はチェックする度に高くなりすぎていた。
こりゃいかんとギアを下げ、スピードを落とす。
しばらく走ってまたチェック。さっきより落ち着いたかと思っても数分後にはまた高くなりすぎていて、以下繰り返し。
* 頸動脈に指を当てて6秒間心拍数をチェック、それを10倍する。
私の場合は「あの曲のテンポを超えたら心拍数上がりすぎ」という方法で確認した。
例えば目標心拍数が140ならBPM140の曲を覚えておけば基準に出来る。
心拍数を保とうと意識するとケイデンス(90~100)が保てない。
しばらく空走するかケイデンスを下げないと心拍数が下がらない。
段々と「どうしたもんかなぁこれ」となってきた。
小1時間はスローペースの維持に努めたが、問題が発生。目の前に坂道。一気にドンと心拍数が上がった。もういいかなーとなってしまったのでその後解禁。時間はまだあったのだがちょっと急ぎたい理由もあった。コンビニへ行きたくなったのだ。というかトイレに行きたかったのだ。
見知らぬ土地できょろきょろしながらようやく発見。ついでに休憩しておやつタイム。いつもの羊羹じゃなく最中を食べてみたら案の定口の中がもそもそに。
一休憩したあとはまた続き。
と思っていたけど大通りに出てしまったのでロングスローとかやってられん状況になり、せっせと漕ぐ。当然心臓が急に張り切りだした。
CRに戻れたので再びスローペース。可能な限りギアを下げてケイデンスは高め。平地で1速を積極的に使うという稀有な体験をした。Avgは確か19km/h。慌てない慌てない。
この日は気温がまだ低めとの予報だったので冬の格好をしていたのだが、なかなかどうして汗びっしょり。もしかしてそのせいで心拍数高めだったのかなとか今更思ったり。
終盤はまた急ぎたい理由が出てきてしまったのでせっせと漕いで、50キロほど走って終了した。
重いペダルを踏み込めないでいるとどうなるか。ペダルに体重が乗らないのでサドルと腕で体重を支える比率が増える。何だかいつもとは違う疲れ方をした。
普段は環境任せ(風向きや勾配、道路状況)で漕ぐプラスちょっと頑張るくらいのペースで走っているので、今回のような乗り方は面白い体験だった。だが積極的にまたやりたいかというと、よくわからない。
心拍計とケイデンスメータを持っていないから正確な数字がわからないし、というのもあるが、これからのシーズン、LSDに最適であろうCRを走るのは虫との戦いになるのでちょっと億劫。
・・・!だからLSDは冬推奨なのか(´・ω・`)ンナコタナイ
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by shc-03
| 2016-03-14 21:42
| 雑記