2017年 02月 09日
控えろ炭水化物 マフェトン理論 |
前編
■食事も大事
脂肪をエネルギーとして使うために大切なのは有酸素運動をすること(無酸素運動では糖質がエネルギーとして使われる)。そして、脂肪を使うために大切なのは、食事のバランス。
「脂肪を蓄えるために炭水化物をどかどか食って太ろう」ではない。
マフェトン理論で推奨される栄養素のバランスは
炭水化物4・タンパク質3・脂肪3。
現在推奨されるバランスと比べると、炭水化物が少なく、タンパク質と脂肪が多い。
参考画像 三大栄養素 バランス
「自転車乗りといえば炭水化物!ロングライド前はパスタや米でカーボローディング!補給は羊羹!アンパン!コーラ!」と炭水化物万歳派だった私は、以下のことを知ってびっくりした。
炭水化物の取り過ぎは脂肪燃焼を妨げる。
炭水化物を摂ると血糖値が上がる。
上がった血糖値を下げるためにインシュリンが分泌されるが、このインシュリンが脂肪の燃焼を妨げる。
脂肪を燃料として走るのが有酸素運動なので、これは駄目。
摂りすぎた炭水化物は脂肪となって蓄えられるが、炭水化物を摂りすぎることでその脂肪を使えない体になっている。何という喜劇悲劇。
つまり「ご飯の食べ過ぎ、ダメ、ゼッタイ」。たこわさだけで飯三杯とか止めろという話。
かと言って、炭水化物食べるなというわけではなく。
精白された食品(白米、白いパン、砂糖)よりは、玄米、全粒粉パン、黒糖、はちみつなどを摂るほうが良いとのこと。これらは血糖値の上昇が緩やか。
タンパク質は筋肉の元となるので、運動をする人であれば積極的に摂取する必要がある。肉、魚、卵、チーズなど。
最後に脂肪。
脂肪と言っても、脂肪なら何でも良いというわけでもない。
お勧めは、オメガ3脂肪酸(魚、豆、亜麻仁油)と、オメガ6脂肪酸(オリーブオイルやキャノーラオイル)。
マーガリンは人口油脂で悪玉コレステロールを増やすのでよろしくない。
因みに、今中大介氏の本を読んでいたら食事にオリーブオイルとはちみつがよく出てきていた記憶がある。今になってなるほどと思った(たんにお国柄なのかも知れないが(イタリアにいた時の話なので)。
*****
食事の部分を読んでいて、「私は今、ダイエットの本を読んでるんだろか」と思った。勿論違った。マフェトン理論の本だった。
心拍数を管理しながらトレーニングするのと同等に食事内容を見直すのが肝だと感じたが、問題は、計算通りに栄養素を摂取するのが困難なこと。まず正確に計算するのが手間。そして、計算通りに食べたとしても全て消化されているのかまではわからない。
きっちり出来る気がしないので、取り敢えず「炭水化物の摂り過ぎ、ダメ、ゼッタイ」だけ頭に入れておこうかと思う。
さて、まず頭の中を整理する必要がある。正直混乱している。
今までは「補給はGI値が高いのを食べると良いんだってね。アンパンかジャムパン食べとこう」くらいの知識しかなかった。
急に多価不飽和脂肪酸とか言われてもわからんのです。
ということで
より詳しく(というか正しく)知りたい方は、是非こちらを読んで下さい
一言で言うと「健康を損なわずに如何にパフォーマンスを向上させるか」という内容だと感じました。自転車乗りのためのトレーニング本ではないです、念のため。
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by shc-03
| 2017-02-09 00:08
| 心拍トレ
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